RX-8不定期報告書
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毛虫イヤーンの巻

さて、先日久しぶりにヨメレンジャーが私に話し掛けてきた。
最近のヨメレンジャーはチビレンジャーと二人で


チ「あー、うー、あぅー」
嫁「ウンウン、あー、あー、うー」


などと、暗号で私を仲間ハズレにしている。
私なりにこの会話を解釈すると、


チ「おいヨメレンジャー、あの車、暑いからどうにかしてくれ」
嫁「ウンウン、そうだね、そろそろ売っちゃおうね、あんな車」


多分、こんな感じだろう。
顔はニコニコしているが、きっと、こんな恐ろしい会話をしているに違いない。


嫁「そういえばさー、この間フロントガラスに毛虫が落ちてきてさー」
私「なんで?毛虫?」
嫁「よくわからないけど、落ちてきた」
私「で?」
嫁「仕方ないから、家に帰って来てから棒で落としてたの」
私「ウン」
嫁「そしたら、フロントガラスの下の穴に入っちゃってさー」
私「ウン」
嫁「探そうと思ったんだけど、面倒クサイからそのままにしちゃった」
私「マジ?」
嫁「マジ」


私は平静を装いながらも、背筋が凍りついた。
なんてったって、私がこの世で1番苦手なのが、この”毛虫”。
あの、趣味の悪い柄模様とグロテスクな動きがどうにもダメだ。
この文章を書いてる時も、私の体に毛虫がついているんじゃないかと思って
体中がモサモサしてくる始末だ。


参った・・・。
なんでこんな重大なコトをアッケラカンと言うのだ。


私「あの、私が毛虫が嫌いなコト知ってるよね?」
嫁「ウン、でもいつも、毛虫見つけても騒がないから平気かなーって」


違う、違うぞヨメレンジャー。
完全に解釈が間違っている。
アレは騒がないんじゃなくて、動けないのだ・・・。
毛虫を見た瞬間、体が硬直して何もできなくなるのだ・・・。

お前が毛虫を見つけてキャーキャー騒いでる間に、
私の魂は宇宙へと旅立っているのだ。


私「まぁ、いいや、この話は聞かなかったコトにする」
嫁「でもさー、運転してる時、クーラーの隙間からニョロニョロって出てきたら嫌だよね~」
私「・・・」


一瞬、私はその様子を想像して宇宙に旅立った後、冷静に考えてみた。
果たして、フロントガラスの下の穴から入って空調出口に到達するのだろうか?
う~ん、わからん・・・。
車オンチの私にはまったくもって難しい話だ・・・。


私「そんな、恐ろしいコトを言うな」
嫁「だって~~~」
私「とりあえず、この話はナシ!無かったコトにする!」
嫁「まぁ、ソレでイイんならイイけどさ」
私「うむ」
嫁「ニョロニョロって出て来ても、あたしのせいにしないでね」
私「・・・」(宇宙旅行中・・・)
嫁「ウニョウニョって、シートの隙間から出て来ても」
私「・・・」(宇宙旅行中・・・)
嫁「グチュ~って踏み潰したりしないでね」

私「ウルサイ!! いい加減にしろ!!」
嫁「だって~~~」
私「もういい! クーラーの穴塞いでくる」
嫁「えっ、マジ?」
私「マジ」
嫁「そんなコトしたら、私達家族、熱中症で死んじゃうよ」
私「毛虫が出てくるよりマシだ」
嫁「ナニ言ってるのよ? 毛虫の方がマシでしょ?」
私「イヤ、熱中症の方がマシだ」
嫁「バカじゃないの? そもそもあの車が暑いからいけないんでしょ」
私「・・・」
嫁「あの車があんな暑いなんて知らなかったわ」
私「・・・」
嫁「詐欺よ詐欺、アツアツ詐欺だわ」


アツアツ詐欺って・・・。
ヒドイ言われようだ。
私のコトをボロクソに言うのは構わんが、
エイトのコトを悪く言うのは許さん、ヨメレンジャーめ。
まぁ、面と向かって文句は言えないが・・・。


私「もういい! とにかくこれ以上は考えない」
嫁「なんでよ」
私「考えたってしょうがないだろ、だから考えない」
嫁「あなたらしい現実逃避ね、まぁいいわ」


辛い・・・、辛いぞ・・・、大好きなエイトに大嫌いな毛虫が
ついているなんて・・・。
ボインのお姉ちゃんに告白されたけど、実はおかまだった位ショックだ・・・。


それから二週間後、なるべくエイトに乗らないようにしていた私に
ヨメレンジャーが笑顔で話し掛けてきた。


嫁「ねー、あの毛虫覚えてる?」
私「勿論、片時も忘れなかったさ・・・」
嫁「実はねー、いたのよ」
私「マジ?何処に?」
嫁「ドアの内側」
私「・・・」

私はぞーっと背筋が凍って、遠い宇宙の彼方へ飛んでいった。

嫁「でもね、違うの、聞いて、聞いて!」
私「ウン・・・」
嫁「ビックリしたコトに蛾になってたのよ~!」
私「・・・」
嫁「ねっ、凄いでしょ? コレって?」
私「・・・」


果たして、そんなコトってあるのだろうか?
エイトの内部で毛虫が蛾になるって・・・。
多分、世界中のエイトオーナーで私だけだろう。
それとも、ヨメレンジャーがちょっと育児ノイローゼなんだろうか・・・。


拝啓チビレンジャー殿。
夜中に泣いてばかりいないで、少しヨメレンジャーを寝かせてあげなさい。

暑いぜエイトの巻

さて、エイトにはとても厳しい季節の真っ只中だ。

何より暑い、暑い、暑い、暑いのだ。

スポーツカーらしい傾斜のフロントガラスからは、

太陽光がガンガンにダッシュボードを加熱し、

50:50の重量配分によるフロントミッドシップなロータリーエンジンからは、

季節に関係なく床暖房が常時ON状態だ。

まぁ、大人が乗る分には、修行のつもりで我慢、我慢で済むのだが、

乳飲み子を乗せる場合にはそうはいかない。

お出かけ前の10分前から、エアコンをガンガンに効かせてアイドリング開始!

が、悲しいかな、我がエイトのエアコンは、

この真夏の暑さには脱帽のご様子で、思ったより効きが甘い。

そして案の定、ガソリンをたらふく食らう・・・。

困ったものだ・・・。

出来の悪い子程可愛いというが、

私の経済力がピンチになったら、真っ先にヨメレンジャーにクビを切られるのは君だろう・・・。

そして、君の代わりには、マッチョなミニバンが我が家にやって来る事になるだろう。

だから、私は頑張るのだ。

平日は、クソ暑い満員電車に揺られ仕事をこなし、

休日は、クソ暑いエイトに揺られ、ムーニーマンSを買いに行く。

こんな生活でも構わないんだ。

そう、だから、だから・・・。

もう少しエアコンの効きを良くしてくれ、頼む・・・。

目からウロコ!?の巻

さて、久しぶりにエイトでまったりとドライブ・・・。

と思ったら、何だこの汚れようは・・・。


梅雨に入ってから、ほとんど構ってやれず、

ほったらかしにしておいたのが原因で、

随分とコキタナイエイトになってしまった。

参った・・・、こんなコキタナイエイトじゃボインのオネエチャンだって振り向いてくれやしない・・・。


という訳で、早速、まったりドライブを中止して洗車開始!

ボディはコーティングのおかげで綺麗になるのだが、

問題は、フロント、リアガラス。

雨が降っては晴れ、降っては晴れの繰り返しだった為、

大小様々な、見事な「ウロコ」が出来上がっていた・・・。


この「ウロコ」はちょっとやそっとじゃ落ちやしない。

いくら擦っても落ちやしない。

そう、こんな経験、歴代の車達でも経験していたコトだ。


さぁ、どうする?

思い切ってヤスリで磨いてみるか?

イヤ、いくらダメオーナーでもそんなコトしたらイカンというコトくらいは理解できる。

う~む、参った参った・・・。


と、ココで父様ご登場。

最近、孫ができたのはいいのだが、

抱き方を知らない為、未だに抱っこできない父様である。

私が赤ん坊の時はどうしてたのだ?

もしかして私は橋の下で拾われてきた子なのか?

それとも父様、あなたは母様の二人目のダンナなのですか?

と、素朴な疑問を最近感じているが、

まぁいい、彼なりの事情があるのだろう。

私は細かいコトは詮索しない主義だ。


父「ガラスか?オレ、いいの持ってるぞ」

私「へ~、どんなのですか?」

父「どこいったかなぁ、おぉコレだコレ」


といいながら、車内を物色して取り出したのがコレだ!


fw-2


『FW-2』


う~ん、

さすが通販王、どこで仕入れたのかもワカランくらいの珍品だ。

でも、あなたの通販好きのせいで、

毎日、毎日汗だくの宅急便屋さんが我が家を訪れています。

少し控えましょう。


で、早速コイツをスポンジにたらして、ゴシゴシとフロントガラスを擦り、

水で洗い流してみると・・・・。


おぉ~~~~~~~~~~。

凄い、凄すぎる!

まるで新品のようにガラスが蘇る!

以前GSで

「雨の日なのでガラス撥水コート500円」

という甘い言葉にのせられて施工してしまった後に

もの凄く後悔した撥水コートの残骸もバリバリに落ちる!

途中疲れてゴシゴシを手抜きした箇所がハッキリわかるくらいだ!


私「コレ凄いですね、どこで買ったんですか?」

父「う~ん、忘れた」

私「コレ新品ですよね?どうして父様はコレを使ってないんですか?」

父「オレのはディーラーで撥水コートしてるから」

私「じゃあ、なんでコレ買ったんですか?」

父「う~ん、忘れた」

私「・・・・・・」


さすが通販王、欲しいブツは手に入れなきゃ気が済まないらしい・・・。

理由なんぞいらないのだ。


で、ピカピカにガラスが蘇った後でコイツをインターネットで検索してみると、

http://www.carship.jp/fw-1/

が引っかかった。


ほ~、ホントは専用のスポンジでやるともっと綺麗になるみたいだ。

コレは良いブツを頂いた。

コレさえあれば、もうウロコなんて怖くない。

まさに目からウロコです。ハイ。


私「で、何で私が幼い頃、抱っこしてくれなかったんですか?」

父「う~ん、忘れた」


理由なんぞないのだ。

この世代の男性はある意味男らしい・・・。

チビレンジャー参上!の巻

さて、長らく更新をサボっていたダメオーナーです。

ヨメレンジャーが出産間近になったとたん

仕事がとても忙しくなり、かなりのBADタイミング・・・。


出産予定は月曜日の平日。

この調子じゃとてもじゃないが、チビレンジャー誕生の瞬間に

一緒にいれないかもしれないと落ち込んでいたところ、

土曜の朝からヨメレンジャーの体に異変が・・・。


チャンス到来!

今日産め、はよ産めとヨメレンジャーを急かす私。

そして、陣痛で苦しむヨメレンジャーを見守ること14時間、

やっと分娩室へご案内。


ドキドキしながら、苦しむヨメレンジャーを分娩室まで連れて行き、

一緒にご入場!


えっ・・・。

一緒にご入場?


ちょい待った!まだ立ち会うかどうかも迷っていたのに

勢いで私も一緒に分娩室へ入ってしまった・・・。

数ヶ月前、マタニティ教室でまともに直視できなかった

ノーカット出産ビデオの衝撃が私の脳裏をよぎる・・・。


「すみません、間違えました、私は外で待ってます」


と、今更言えるはずもなく。


「ハイ、じゃあダンナさんは奥さんの傍にいてくださいね」


と、先生の言うとおり、傍につく。


私は、事前に呼吸法だの何だのの勉強などまったくしておらず、

とりあえず、先生が

「吐いて~」と言ったら、「ハイ、吐いて~」と、ヨメレンジャーに指示を出し、

「吸って~」と言えば、「ハイ、吸って~」と言うだけの、完全なオウム返し状態だ。

参った・・・、この状況で私に何ができるのだ?

私にケーシー高峰 ぐらいの医学知識があれば

この場で漫談でもして、ヨメレンジャーをリラックスさせるコトができるのだろうか?


そんなこんな、アホなコトを考えてるうちに、やっとチビレンジャー誕生の瞬間が近づいて来た。


先「ヘソの緒切りますか?」

私「・・・」

先「ダンナさん、ヘソの緒切りますか?」

私「えっ、私??」


オーマイゴット!

なんてコトを言うんだ先生!

ただでさえ血が苦手で、

小学生の時の性教育学習で、気持ち悪くなって貧血で倒れそうになり

家に帰らされたこの私にヘソの緒を切れというのか?


頑張る嫁、それを支えて頑張る先生・・・。

場の雰囲気を読めば


「イヤ、結構です」


とは、とても言えない。

意を決した私は、


「ハイ、やります、頑張ります」


”頑張ります”は余計だったかもしれないが、

私は先生にそう答えた。


そしてしばらくすると、大きな泣き声と共にチビレンジャーが誕生!

泣くわ泣くわ泣き叫ぶ、とっても元気な女の子だ。


ヨメレンジャーを労い、喜びを分かち合う。

やっとご対面したチビレンジャーに笑顔の二人。

嗚呼、良い光景だ、これが二人の子か。

なんて素晴らしいんだ、ベイベー!


と、感激していると


先「じゃあ、ダンナさんこっち来てください」


嗚呼、とうとう来たか・・・。

あのシーツの向こう側へ行くのか・・・。

私は先生に誘導されるまま、チビレンジャーが誕生した場所へと向かう。


私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

先「じゃあ、このハサミでココを切って下さいね」

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

先「ダンナさん?聞いてます?」

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

先「結構固いので、力入れて下さいね」

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

先「ハイ、うまく切れました、もういいですよ」

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

先「ダンナさん、顔真っ青だけど大丈夫?」

嫁「ホントだ、真っ青だ、アハハハハ」

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


人類の神秘。

何も語るまい、私が語るべきレベルの話ではない・・・。

そうですよね?ケーシー高峰先生。


一週間後、我がエイトに装着されたチャイルドシートに乗って

我が家にやってきたチビレンジャー。

乗り心地はどうでしたか?

このチャイルドシートの為に父はローダウンできないんですよ。

わかってますか?チビレンジャー殿。

おもサク登場!!

今から十数年前、初めて公道を運転した車はカローラⅡのMTでした。
心優しい先輩が私の為にハンドルを握らせてくれたのです。


真夜中に湾岸をひた走り13号地付近までドライブした記憶があります。

今考えると、免許取立ての若造に、
よく自分の車を運転させてくれたなぁと思ってしまいます。


しかも、調子に乗った私は、その後もちょくちょくその先輩を呼び出しては
運転させてもらっていました。


若い頃は怖いもの知らずです。
今なら人の車を運転するのは、ちょっと忍びないですね。


なぜ突然こんな昔のコトを書いたのかというと
実は、こんなサイト『思い出検索サイト おもサク』 を開設してみました。


omosaku


そもそもは、この話の先輩と長い間連絡が取れず
どうしてるのかなぁ、会いたいなぁという気持ちがキッカケでした。


そうこう考えているうちに、友人も巻き込んで
どうせなら思い出の人に会えるサイトを作ってみよう
というコトになりアイデアを模索し製作を始めました。


実際に完成したサイトは
「思い出をキーとして人と人とをマッチングする」
というコトを実現できたように思えます。


十人十色の思い出があり、会いたい人も様々だと思います。
このサイトで、皆さんの思い出の人が見つかるコトを祈っております。


勿論、夜中に昔の恋人との思い出でムフフになるコトも可です。
その場合は寝不足に注意しましょう。


では、皆さんお気軽にご利用ください。
お待ちしております!


(できれば皆さんのサイトにリンクなんか貼って頂けるとありがたかったり・・・)

RX-8 6AT登場!?の巻

さて、我がエイトも購入してから1年が過ぎようとしている。

さすがに1年も経てば、あちらこちらに小さなキズや

ボディ全体も新車の頃のような輝きもない。

が、飽きる事なく私の頭の中はエイトで一杯である。


どこか具合は悪くなっていないだろうか?

さぁ今度は何を装着しようか?


そんな事ばかり考えていた1年であった。

嗚呼、我がエイトよ、この生活感バリバリのオッサンに小さなトキメキをありがとう。

いつまでも元気でいておくれ。

という訳で、早速ディーラーに12ヶ月点検を受けに行ってきた。


最近、ちょっと信号待ちの振動が気になっていたので

それをメカさんに伝え、ボーッと待っていると営業さん登場。

色々と談笑していると、営業さんの顔が突然曇り、こう切り出した。


営「アノですね・・・、えーっと・・・、非常に言い辛いんですが・・・」

私「どうしました?私のズボンのチャックでも開いてますか?」

営「イヤイヤ、そんなコトじゃなくて、エイトのコトなんですけどね」

私「えっ?私の?」

営「イヤイヤ、あのですね・・・」

私「ハイ」

営「やっぱり年内に6AT出るらしいんですよ・・・」

私「・・・・」

営「あっ・・・、イヤ、そんな落ち込んだ顔しなくても・・・、ねっ」

私「・・・・」

営「アノ・・・、まだ詳細もわからないですしね、ねっ、ねっ」

私「・・・・」

営「あっ、どこ行くんですか、こっち来て座ってください、ねっ、ねっ、ねっ」

私「・・・・」

営「まぁ、この前研修に行ったら小耳にはさんだんですけどね」

私「・・・、どっちの耳ですか?」

営「あっ、イヤ、どっちと言われても困るんですが・・・」

私「粘土詰めて、聞かなかったコトにしてあげますよ」

営「・・・、そんな落ち込んだ顔しないで下さいよ」

私「・・・」

営「まぁ、実用レベルで6ATは必要ないですよ、ねっ」

私「でも・・・、欲しい」

営「街中じゃ必要ないです、ねっ、ねっ」

私「でも・・・」

営「6ATより4ATの方が最高です、ねっ、ねっ、ねっ、4AT最高ですか?」

私「・・・」

営「じゃあもう一回聞きますよ、4AT最高ですか?」

私「ハイ・・・、最高です、教祖様」


また、まんまと教祖様にマインドコントロールされてしまった私であるが、

出るのか・・・、6AT・・・。


点検を終えたエイトに案内されると、コーティングの1年メンテナンスで

ピカピカに蘇ったエイト・・・。

しかし、後少しで6ATというニュータイプな輩に街中を占領され、

影が薄くなっていく我がエイト・・・。


しかし、私はお前のコトをいつまでも最高の奴だと思おう。

気にするな、2つばかりギアが足りないだけじゃないか。

お前は私のオンリーワンだ、いつまでも輝いているぞ、ウン。


営「そうそう、6ATでたら試乗待ってますね」

私「えっ、マジ?」

営「えぇ、ご連絡しますので」

私「おぉ、じゃあクビを長~くして待ってます」

営「ハイ、了解しました」


すまん我がエイトよ、コレは、あ・く・ま・で・社交辞令だ。

そう、あ・く・ま・で・社交辞令だ。

決して6ATが欲しい訳ではないぞ。

決して・・・。

決して・・・。

子供座席の巻

さて、我がエイトにも子供座席を装着する日が近づいて来た。

最近、ヨメレンジャーとの抗争が停戦状態なのも

彼女のお腹にチビレンジャーがスタンバイしている為である。

 

身ごもったメスの「巣づくり本能」のせいなのかどうかはわからぬが

最近のヨメレンジャーは暇さえあれば掃除ばかりしている。

気がつけば床を拭いたり、部屋の模様替えをしたりと、

妊娠前より、格段に働くようになった。

が、相変わらずエイトの掃除をする様子はない・・・。

 

妊婦にエイトを水洗いしろとは言わないが、ちょっとした車内清掃くらいなら

その「巣づくり本能」をフルに活用してピカピカにできるはずなのだが、

どうも我がエイトは本能的に嫌われているようである・・・。

 

そんな嫌われ者のエイトに子供座席を装着しなければならないのだが

私自身、ホイールやらマフラーやらのパーツには、

オス特有の「男の夢、ロマン本能」が働くのだが、

子供座席にはちっとも興味が湧かない・・・。

こんな事を思ってるなんてヨメレンジャーにバレたら、

 

あんたには父親の自覚ってもんがないの???

 

などと罵倒されるに決まっている。

これまでも散々、「父親の自覚」なるものについて説教されてきたが、

イマイチよくわからないのが正直なトコロだ・・・。

 

仕方ないから説教された後は、「ほ~ら、高いたか~い」などと言いながら

”シャドー高いたか~い”なるものをわざと嫁の前で練習したりするが、

大抵、嫁の怒りに油を注ぐ結果となる場合が多い・・・。

仕方ないので母親に

 

「オムツ替えの練習したいから、アテント履いてウンコ漏らしてください」

 

と言ったら、涙を流しながら

「お前の育て方を間違えた」とか「子供の頃はこんな子じゃなかった」

などと言い、こちらでも説教される始末だ・・・。

 

「父親の自覚」はきっと物凄く大変な事なのだろう・・・。

果たして私に出来るのだろうか・・・。

 

と、まぁ、個人的な不安は置いといて、問題はチャイルドシードだ。

さて、どんなのが良いのだろうか?

先程、ちょっと調べてみたのだが、やっぱり「男の夢、ロマン本能」が働き

何時の間にか、アッチ系のパーツを調べていた・・・。

 

もっと、こう、なんていうか、

男の本能をくすぐるチャイルドシートはないのだろうか?

 

嗚呼・・・、こんな事を思ってるなんてヨメレンジャーにバレたら大変だ・・・。

 

嗚呼、I don't understand english...

さて、以前のRX-8不定期報告書にスペイン人と思われる方から

コメントが入った・・・。

 

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Anyone who can help me? I don't understand japanese...

I'm a spanish guy who is searching for a 19" x 18 Enkei RP-03, and I just want to see more pictures of this rims on a Mazda RX-8.

Are there any picture more of this cars? can anyone contact me at: xxxx@industriasvicma.com or xxxxxxx@hotmail.com, by mail or by messenger please?

Thanks Very Much!

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ふむふむ、簡単に訳すとこんな感じか?

 

「ダメオーナーノキジハトッテモオモロイデス!

 ヨメレンジャーサイコー! ボイ~ン、ボイ~ン!」

 

イヤ・・・、ちょっと待て、冒頭で

 

「I don't understand japanese...」

 

と言っているな・・・。

彼は日本語がわからないようだ。

これじゃ、私の記事の内容などわからないはずだ。
う~ん、もうちょっと丁寧に訳してみよう。

 

「RX-8に装着されたRP-03の画像をもっとくれないか?」

 

ふむふむ、なるほど、こんな感じかな・・・。

なんとなく理解できるが、私の英語能力ではこれが限界のようだ・・・。

 

早速、以下のようなコメントとメールを彼に返してあげた。

 

-----------------------------------------------------------------------------------------

Hi

your request picture url

http://www.re-amemiya.co.jp/retuden/new_car/d_rx_8_by_greddy.html

sorry I don't understand english...

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最後の行の

 

「私は英語がわかりません・・・」

 

がなんとも哀愁をそそるメッセージだが・・・、素知らぬふりをする訳にはいかん。

 

「日本のエイトオーナーはファンキーだぜ!」

 

とスペイン人に思わせなければならない。

それが、エイトの生まれ故郷である日本のエイトオーナーの使命だ。

う~ん、我ながら志がでかい。

隣の部屋で

 

”不思議な島のフローネ”

 

なんぞを観てるワールドワイドとは無縁な引き篭もりなヨメレンジャーに

この勇士をみせてやりたいものだ。ワハハハハ。ワハハハハ・・・・・。

 

って、ホントにコレであっているのだろうか?

それとも単なるイタズラコメント??

英語に堪能な方々、ダメオーナーに Help me ...

 

 WF  WR

2番エイトニ岡の巻

さて、最近は暖かい日も多くなり、休みの日に快晴だと、とても気持ちが良い。
こんなに気持ちが良いと洗車をしたくなるのが、世の常である。

 

という事で、花粉症などナンのソノ、セッセとエイトを洗っていると、

 

「お~、そっちいったぞ~、ホームラーン!」

 

などと、子供達が無邪気に外で遊んでいるではないか。
ウン、子供は元気に外で遊ぶのが1番。
最近のサッカーブームなどナンのソノ、野球に夢中な子供達、良い光景だ・・・。

 

ん、野球!?やきゅう!?ヤキュウ~!?
オイ! 駐車場で野球をしてるのか!?

 

まぁまぁ、冷静になれ、どうみたって4,5歳の男の子達じゃないか。
その年齢の子供なら、カラーバットにゴムボールが、世の常である。
万が一、エイトに当たっても痛くも痒くもないはずだ。

私は、ホッと胸を撫で下ろし、セッセと洗車を続ける事にした。

しばらくすると、

 

「あ~、どこ打ってんだよ~」

 

の声が聞こえると同時にボールがこちらへ向かって来る。
私は、優しいお兄さんを装ってボールを捕ってやろうとしたが、
あいにく地面が砂利の為、手前でイレギュラーしてしまった。

私の股間をすり抜けたボールは、エイトのフロントバンパーに「ゴンッ!」

 

「ゴンッ??」

 

オイ、なんでゴムボールが「ゴンッ」なのだ?
ゴムボールなら「ペシッ」とか「ポコッ」が、世の常ではないのか?

 

私は、フロントバンパーの前に転がるボールを恐る恐る手に捕ると・・・。

 

「オイ! 軟式球じゃないか!」

 

誰だ、4,5歳の子供に軟式球を与えたのは!?

私は、愕然としながらフロントバンパーを念入りにチェックしていると、

 

「オジさ~ん、ボールちょうだ~い」

 

などと、無邪気に叫んでいる子供達。

人の車に軟式球をぶつけておいて、
挙句の果てにはこの私をオジさん呼ばわりする不届者の子供達め。
少し説教をしてやらねばならん。

 

私「オイ、駐車場で野球しちゃダメだろ?」
子「お~、カッコイイ~、このクルマなんていうの?」
私「ん!?、 まぁ、その、あーるえっくすえいとだ」
子「へ~、これオジさんの?」
私「オジさんではない!お兄さんのだ!」
子「お兄さんはドコにいるの?」
私「・・・、ドコにって・・・、ココにいるだろ?ん?」
子「どこ?どこ?」
私「・・・」

 

完敗である・・・。
説教をかわされたばかりでなく、私の心に小さな傷をつけてくれた。

許せん子供達め。
こうなったらオッサンの恐さを思い知らせてやる。

 

私「オイ、このボール欲しいか?」
子「ウン」
私「じゃあ、いくぞ、ホレッ!」

 

私は、オッサンパワーを全開にして、思いっきりボールを遠くへ投げてやった。
みたか子供達め、オッサンの恐さを思い知ったか。ワハハハハ。

 

子「お~、オジさんすげ~、オイ、いくぞ~!!」

 

恐さを思い知るどころか、私が遊んでくれたと勘違いして、
キャッキャッと叫びながらボールを追う子供達・・・。

 

勿論その後、遊んでくれると勘違いした子供達の軟式球が
何度もエイトに向かって来たのは言うまでもない・・・。

 

嗚呼、我がエイトよ。
いつか、巨人のニ岡でも雇って、お前を守ってやるからな。
それまで無事でいておくれ・・・。

金の亡者!?の巻

私は結婚してから家庭内で

 

「ケチケチ大魔王」

 

と呼ばれている。
本人は別にそんなつもりはないのだが、結婚前に比べると明らかに違うようだ。
そりゃそうだ、結婚前は「収入=小遣い」なので、遣い放題、やり放題だ。
まぁ、汚い話ではあるがほとんどが糞尿として汚水処理場へ消えていった。

そんな私も過去の様々な経験から

「お金の遣い方」

なるものを本人なりに勉強し、本人なりのお金の価値観を持っている。

ところがだ、私の価値観は嫁にはまったく通用しないのが現状である。

 

嫁「ハイ、コレ今月のお小遣いね」
私「ハハー、ありがとうございます、お嫁様」
嫁「ちょっと細かいのないから千円まけといてね」
私「イヤッ、ソレはチョット・・・、困るんですが・・・、お嫁様」
嫁「なんでよ~、千円くらいいいじゃない」
私「いえ、私にとっての千円は大変貴重な額でございます」
嫁「ナニ細かい事言ってるのよ、いいでしょ、これで、ハイ、もうお終い」
私「いえいえ、千円あれば一週間分の昼飯を賄う自信があります、ハイ」
嫁「一週間って・・・、会社で昼飯ナニ食ってんのよ・・・」

 

とてもじゃないが、独身の後輩と一緒になって、
やれこのカップラーメンが旨いとか、ヤキソバは麺の量が多いだとか、
お湯はやっぱり熱いのに限るだとか・・・、
そんな事してますと嫁に言うのは、私のプライドが決して許さない。

 

私「まぁ、色々だ、男には付き合いってもんがある」
嫁「・・・、付き合い?」
私「まぁ、そんな事より、私の千円返してくれ」
嫁「だから~、今は細かいのないからいいでしょ?」
私「じゃあ明日返してください」
嫁「明日は、どこもでかける用事がないからダメ、お金がくずれない」
私「じゃあ明後日返してください」
嫁「もぉ~、しつこい!!」
私「大体借金する奴は、借りる時はペコペコするが、返す時は開き直るもんだ」
嫁「あたしがいつあなたから借金したのよ!!」
私「今、千円」
嫁「もぉ~、うるさい!!」

 

まぁ、小遣い支給日は大体こんな具合である。

そもそも私は所謂「ケチ」ではないと思っている。
只、当然に自分の取り分を主張しているだけだ。
だから、この間の健康診断で採血したら貧血で倒れてしまったり、
20歳そこそこで高血圧と診断されてしまって、
泣く泣くカップラーメンの汁を飲む事をやめた可哀相なカップラーメン仲間達と
飲みに行く時は、私は財布の許す限りお金を負担するようにしている。

 

「遣う時の為に、無駄なお金は遣わない」

 

これだけの話だ。
そんな私の価値観を理解しない嫁とは千円の価値が違ってくるのも
当然であるといえる。

 

遣うべき場面で遣えない程ミジメな事はない。
そう、だから、私の大事な千円返してくださいお嫁様。
うまくやれば、二週間分の昼食を賄う自信があります、ハイ。

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