ガラスエッチングの巻 | RX-8不定期報告書

ガラスエッチングの巻

さて、先日嫁が3日程、家出をすると言い出した。

 

私「君、家出をするってホントなのか?」
嫁「家出?誰が家出って言ったのよ。遠出よ。遠出。」

私「ナニ、遠出なのか? 何処か遠くへ逃げたいって訳か」
嫁「何で逃げるのよ。どうしてそんなネガティブな発想しかできないのよ」
私「じゃあ、何しに行くのだ?遠くへ行くときは逃げる時くらいしかないだろう?」
嫁「お母さんのところへ行くの!最近会ってないからね」
私「そんな事言って、どこかの紫色のスーツを着たホストと
  結ばれない恋に燃えに燃えて愛の逃避行って訳か!」
嫁「ちょっと頭おかしいんじゃないの?もうアホらしくて話してらんないよ」
私「まっ、そんな事はいいとして、何日行くのだ?」
嫁「3日」
私「エイトで行くのか?」
嫁「うん」
私「何処に駐車するのだ?」
嫁「そのへんの空き地」
私「ナニ~!?空き地だと?」
嫁「うん、でも大丈夫だよ。駐車料金取られないよ」
私「お金の事を言ってるんじゃない。盗まれたらどうするんだ?」
嫁「だって、イボヂライダーってヤツ、ついてるんでしょ?」
私「・・・、何度言えばわかるんだ、アレはイボヂライダーではない、
  イモビライザーだ。イボヂの仮面ライダーなど何の役にもたたん」
嫁「あっ、そうそうソレソレ、だから大丈夫でしょ?」

 

こんなやり取りをしていると、ものすごい不安になってきた。
彼女は私を不安にさせる、ものすごい魔力を持っているようだ。
しょうがない、この不安を解消する為に、盗難に効果があると言われている
ガラスエッチングでもしておくかという事でやってみた。
4面のガラス部分に車体番号を特殊な薬品をつかって刻印するという訳だ。
まぁ、これで何もしないよりはちょっと安心。

 

私「じゃあ、もうガラスエッチングしといたから気をつけて行ってらっしゃい」
嫁「オーケー、じゃあコレとイボヂライダーでバッチリだね!」

 

・・・、だから・・・、イボヂじゃバイク乗れないよ・・・。