車高が・・・の巻 | RX-8不定期報告書

車高が・・・の巻

先日ふとエイトのリアの車高が下がっている事に気付いた。
うーむと思い、嫁に確認してみる。

 

私「おい、君君、もしかして私に内緒で車高調などというカッチョイイものでもいれたのかね?」

嫁「え?車高調って何?」

私「またまたトボけちゃって、君もエイトに興味がでてきたのかな?なかなかオツな事してくれるじゃないの」
嫁「だから何よ?車高調って?」
私「車高調とは車高を調節するものだよ、これを入れると見た目もカッチョよくなるし、足周りの強化にもなるのさ」
嫁「知らないわよそんなの、わたしがやるはずないでしょ」
私「何?しらないだと?じゃあ誰がやったんだ?南国娘か?」
嫁「近所のオバサンが勝手にやる訳ないでしょ、バカじゃない?」

 

うーむ、何という事だ、じゃあエイト自身が勝手に下げたというのか?
早速もう一度きちんと計ってみる。
リア右は指4本くらいだな。で、えーっと、リア左は指3本くらいと・・・。
ガーン・・・指3本?・・・左右バラバラなのか?
これは、どういう事だ。早速ネットで調べると

”スポーツサスの人は時間経過と共に下がってくる傾向がある”という情報をみつけた。

が、しかし、私の足周りはノーマルである。
うーむ、参った、やはりノーマルサスに18インチなどという、
カッチョだけの能天気な事をした罰だろうか?

ちょっと気になるので出社後、担当者にTELしてみる。

私「リアの左の車高だけちょっと落ちてるんですけど、何か情報ありますか?」

担「うーん、ないですねー、一度持ってきて調べましょうか?」

私「そうですね、じゃ、また連絡しますね」

 

私以外はこんな現象はないという事か・・・ よし、今度の休日でも持ってくか。
と思ったとたん、急にふと思い出した。
そういえば、エイトが止まってる場所はコンクリではなく、
ボコボコの土に砂利を敷いた安っぽい駐車場なのだ・・・。

 

「あっ・・・・・」

 

私は職場の全員に聞こえるくらいの声で「あっ」と言ってしまった。
早速、嫁にTELしてコンクリートの平坦な場所で車高を計ってもらう。

 

嫁「あー、直った直った元にもどったよ、少し走ると直るんだね~」

 

・・・走ったから直ったんじゃない。平坦な場所で計ったからだ。
そう、元々何でもなかったのだ、ボコボコのボコッのところにタイヤがあったのだ。
しまった・・・私とした事が・・・
こんなに恥ずかしい思いをしたのは、
中学生の時に部屋で尾形大作の「無錫旅情」を本気で歌っている時に
母様にドアを開けられた時以来だ。

早速担当者さんにTEL

 

私「すみません、私の勘違いでした・・・」
担「えっ、勘違い?」
私「えぇ・・、そりゃもう説明するのもアホなくらいでして・・・」

担「いえいえ、大丈夫なら良かったです、ではまたお待ちしております」

 

優しい人だ・・・ ごめんなさい・・・ いつかあなたから高級車を5台くらい買います・・・
少しヘコミ気分ながらも、何でもなかったのでスッキリしたところで嫁にTEL

私「おい、何でもなかったぞ、大丈夫だ、ありがとな、ハハハ」
嫁「うーん、でも、また駐車場に戻ってきたら元にもどってるよ・・・、走り方に問題があるのかなぁ・・」
私「イヤ・・・それは・・・そのっ・・・あのっ・・・、そうかもしれないな・・・ハハハ、ハハハ・・・」

 

彼女以外は一件落着である。