タ・イ・ミ・ン・グの巻 | RX-8不定期報告書

タ・イ・ミ・ン・グの巻

非常に腹立たしい、こんな馬鹿な事があるか?
私は、出先から帰ってきた嫁を捕まえて早速、文句を言ってやった。

 

私「オイ、自分のしてる事がどういう事かわかってるのか?」
嫁「ナニよ?、どうしたのよ?、急に」
私「自分の胸に手を当ててよく考えてみろ?こんな事が許されるか?」
嫁「だからナニよ?」
私「トボけるな、全てお見通しだ、じっちゃんの名にかけて」
嫁「も~、ナニ怒ってるのよ~」
私「いいか、良く聞け」
嫁「ウン」

私「ど・う・し・て、いつも私が1人の時に、ファンヒーターの灯油がなくなるのだ!!」

嫁「エッ?」
私「いつもそうだ、私が1人の時にピーピー鳴って、いつも私が灯油を入れるハメになる!」
嫁「ハハハ、そんなのしょうがないじゃん、タイミングが悪いんだよ」
私「タイミングもクソもあるか、私がこの部屋にいるのは土日だけだ!」
嫁「ウン」
私「しかも、土日でこの部屋に1人で居る時間など、ほんのちょっとだ!」
嫁「ウン」
私「どう思っているのだ?」
嫁「だから、タ・イ・ミ・ン・グ
私「タイミングだけで済む話か?じゃあ君が最近灯油入れたのいつだ?」
嫁「う~ん、忘れた」
私「忘れただと?忘れる程、昔っていう事か?」
嫁「まぁ、そんなトコかな」
私「・・・、ハッキリ言ってくれ、私をハメてるだろ?」
嫁「ナニ言ってるのよ、そんな訳ないでしょ?だから、タ・イ・ミ・ン・グ
私「じゃあナニか?毎回毎回、土日のほんの数時間、
  1人でこの部屋に居る時にファンヒーターがピーピーなって、
  しょうがないから、階段降りて、玄関出て、
  寒空の下で灯油を入れてるのが偶然だというのか?」
嫁「ウン、そう、タ・イ・ミ・ン・グ
私「・・・」

嫁「大体さぁ、そんな事で怒らなくたっていいじゃない?」
私「・・・」
嫁「そんなに灯油入れるのイヤなの?」
私「そういう訳じゃない」
嫁「じゃ、ナニ?」
私「キチンと、”お願い灯油入れてきて”って言われれば、文句は言わない」
嫁「だから、あたしが居る時だったら言うけど、居ないんだからしょうがないでしょ?」
私「何で居ないのだ?」
嫁「だから、タ・イ・ミ・ン・グ
私「・・・」
嫁「も~、いちいちそんな事で文句言わないでよ」
私「でも、余りにも偶然が重なりすぎる気がする」
嫁「じゃあナニ?あたしがワザと居なくなってるって言いたいの?」
私「うっ・・・、まぁ・・・、そんなトコかな・・・」
嫁「ナニ言ってるのよ!!バカバカしい!!」
私「イヤッ・・・、でも・・・、余りにも偶然が・・・」
嫁「そんな事言うなら言わせてもらうけど?イイ?」
私「ハイ・・・」
嫁「どうしてアンタは、最近エイトのガソリン入れないのよ!!」

そういえばそうだ・・・、最近スタンドを変えてちょっと遠くなったので
面倒でガソリン入れてない・・・。

私「イヤッ・・・、それは・・・」
嫁「いっつも月曜になるとカラなのよ、どうして?」
私「それは・・・、えーっと・・・」
嫁「アンタこそ、あたしをハメてるでしょ?どうなのよ?」
私「ナニ言ってるんだ、そんな訳ないだろ」
嫁「じゃあ、なんでいっつもカラなのよ?」
私「え~っと・・・、たぶん・・・、それは・・・」
嫁「どう思ってるのよ?」
私「たぶん・・・、タ・イ・ミ・ン・グ

嫁「ムキーッ!!!

 

教訓
「油関係で文句を言うと火が点きます」