ダンナ革命?の巻 | RX-8不定期報告書

ダンナ革命?の巻

はてさて、本日も今朝から所用の為、夕方に帰宅して一休みしていると、
机の棚に未開封の洗剤革命が放置してあるのが目に入った。
そういえば、最近の週末は、なかなか洗車のチャンスに恵まず、
モヤモヤしっぱなしである。

 

「あと少しで日が沈むな・・・」

 

そんな事を思いながらも、意を決して洗剤革命の封を開け、エイトに向かう私。

 

「そういえば、明日も雪らしいな・・・」

 

う~ん、雪か・・・。
雪なのに洗車しても仕方がない。
とりあえず、目的であるドアの内装部分の手垢を掃除してみる事にした。
予め用意してあった0.5リットル位のスプレーボトルにお湯を入れ、
魔法の白い粉をスプーン半分くらい入れてみる。
入れすぎか?
説明書には、3~5リットルのお湯にスプーン1杯と書いてある。
割合にするとかなり濃いが、まぁいいだろう、OK!ノープロブレム!
で、早速問題の手垢にスプレーを吹きかけ濡れ雑巾で拭いてみると・・・。

 

お~~~~、綺麗に落ちる!!
スゲ~~~、さすが魔法の白い粉「洗剤革命」だ!

と、思ったのも束の間、

 

「この程度だったら市販の車内用洗剤でも落ちるよな・・・」

 

と、結構冷静になってしまった・・・。

う~む、これでは洗剤革命の威力がわからん、
なんかもっと凄い感動を与えて欲しいのだ。
そう、例えば少年期に初めて見たエロ本のような感動を・・・。

で、目をつけたのがホイール、最近洗車していないせいか結構汚れている。
とりあえず明日は雪らしいので一本やってみるかという具合に
早速スプレー開始!
でスポンジでゴシゴシゴシゴシ・・・・。

お~~~~、綺麗に落ちる!!
スゲ~~~、さすが魔法の白い粉「洗剤革命」だ!

と、思ったのも束の間、

 

「この程度だったら市販のホイールクリーナーでも落ちるよな・・・」

 

と、またまた結構冷静になってしまった・・・。

う~ん、参った。
確かに綺麗になるにはなるのだが、
もっと、こう、なんというか、熱い感動が欲しい。
そう、例えば、大好きな彼女のオナラの音を初めて聞いた時みたいに・・・。

結局、ホイールを一本洗い終えたトコで洗車終了。
余った洗剤革命を手に、台所で夕飯の仕度をしている嫁のところへ行く。

 

私「あのさ~、なんか汚れてるのない?」
嫁「う~ん、そこの壁」

 

ほほ~、イイ具合に汚れている。
早速スプレーを吹きかけゴシゴシゴシゴシ・・・。

おぉ~~~~~、コレが洗剤革命の威力なのか?
茶色い壁が白く蘇った。
スゴイ、スゴイ、そうコレ、この感動、私はこの感動を待っていたのだ。

 

私「他はなんかないの?」
嫁「じゃあ、洗濯機のフタ」

 

ほほ~、コレもイイ具合に汚れている。
早速スプレーを吹きかけゴシゴシゴシゴシ・・・。

おぉ~~~~~、素晴らしい!
ワンダフル!ビューティフル!アイアム・ア・ボーイ!
見事だ!見事すぎる!
さすが魔法の白い粉、私の目に狂いはなかった。

 

嫁「スゴイね~」
私「スゴイだろ?私が選んだんだ、この私が」
嫁「スゴイ、スゴイ、じゃあ今度レンジやってみる?」
私「了解、了解、任せなさい」

 

シュッシュ、ゴシゴシゴシゴシ・・・。

 

嫁「スゴイ、スゴイ、じゃあ今度流し台は?」
私「OK!OK!」

 

シュッシュ、ゴシゴシゴシゴシ・・・。

 

嫁「スゴーイ、えーっと、じゃあ次はねぇ・・・」

 

なんか、うまい事のせられて結局色々なトコを掃除させられる私・・・。
ヨメレンジャーの策略に気付いた時は、既に台所はピカピカになっていた・・・。

クソッ・・・、なんという卑劣なワザを使うんだ・・・。
まんまとヨメレンジャーの策略にハマル私も情けない・・・。

嗚呼、コレも洗剤革命のなせる技なのか?

 

「洗剤革命はダンナも革命します」

 

このキャッチフレーズいかがでしょう?
小売店さん、車高調と交換でキャッチフレーズ譲りますよ。